1月の読書まとめ

試験が近づくにつれてどんどん本を読みたい熱が高まって、1月中盤に読書が集中しました。
まだ試験期間中で現実逃避したいけど、全力で抑えてます。その代わり、積ん読がちょっと増えたので試験終わったらたくさん読みたいと思います。その時まで本読みたい!って気持ちが続いているかどうかはわかりませんが。
1月は文学少女の月でした。琴吹さんっ!!


1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2564ページ

いたいけな主人いたいけな主人
面白かった。周りで大きな出来事が起こって、どんどん物語が動いていくのでわかりやすいといえばわかりやすいけど、こう、心の動きを描くのがすごすぎてそこのところはちゃんと理解できた気はしない。どろぼうの名人のほうは淡いというかよくわからないというか、童話的な雰囲気の中で、って感じだったのだけれど、こっちはなんというか直接的変態的すぎて、それはそれでいいんだけど、淡い、ぼかしているようなもの方が僕は好きだなぁと思った。
読了日:01月08日 著者:中里 十
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)
最終巻。遠子先輩の物語が心葉によって読み解かれ、透明なコンソメスープのような、すばらしい物語だったと思う。すごく重たくて心が痛くなったり、琴吹さんを想って泣いてしまったり、いろんな方向へ心を動かされた。文学って、素敵だね。
読了日:01月15日 著者:野村 美月
“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)
やっぱり素敵だなぁ。読んでて楽しくなったり悲しくなったり嬉しくなったり優しくなったり、竹岡さんの絵のように、切なくて優しいお話が盛りだくさんでした。
読了日:01月16日 著者:野村 美月
“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)
ブンガクになんて興味なかった菜乃がすごく身近な女の子で、教えられる感じだった遠子先輩とはまた違った、純粋なひたむきさが気持ちよかった。何もわかっていないなんてバカにされるかもしれないけど、それは忘れちゃいけないものだと思う。すこしずついろんなことを知っていって、菜乃はどんな風に変わっていくのか、すごく楽しみ。あと、恋してる女の子はすっごく素敵。心葉くんの成長にも期待。二人助けあって変わっていくんだろうなぁと感じる。それから、毎度のごとく、琴吹さん……。
読了日:01月17日 著者:野村 美月
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)
森ちゃんと反町くんがすごく素敵なカップルで面白かったのはもちろんなんだけど、琴吹さんにどうしても心が向いてしまって痛い。あとがきにもあるように、琴吹ななせの物語はこの先もずーっと続いていって、僕は文学少女ってわけじゃない単なる読者の一人なんだけど、琴吹さんの物語が幸せな物語であるように想像の翼を羽ばたかせて祈りたいと思います。
読了日:01月21日 著者:野村 美月
人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)
面白かった!素敵に痛い。クスリと苦い。
読了日:01月23日 著者:田中 ロミオ
“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 の 2-8-2)“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 の 2-8-2)
ちょっとずついろんなことを知っていって、それでもまっすぐにハッピーエンドを見据える菜乃が眩しくて、すごく応援したくなる。ちょっぴりうーんな気もするけど、琴吹さんがやっと、報われないことはわかっていても、前に進むことができて本当に嬉しい。ウザイ菜乃だからこそ、「菜乃なら、そうだろうね」って言われるくらい真っ直ぐな菜乃だからこそ、遠子先輩とか違う形でみんなを前に進ませることができるんだなぁと。
読了日:01月23日 著者:野村美月

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