2012年の読書まとめ(下準備)

2012年の読書メーター
読んだ本の数:55冊
読んだページ数:15917ページ
ナイス:247ナイス
感想・レビュー:55件
月間平均冊数:4.6冊
月間平均ページ:1326ページ

“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)感想
お、ロリだから変化球?と思ったけどよく考えたら王道だった。夕顔よりもこっちのほうがすっきりしてて好きだなぁ。葵の上の次巻が楽しみ。式部さん……
読了日:1月3日 著者:野村 美月
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)感想
確かに黒い爽快感というものを感じつつも、自分が構成の妙とか伏線の張り具合とかを求める純正な読書家というわけではないんだなぁということを感じました。そこここで絶賛?されている玉野五十鈴の誉れは確かにすごいとは思いつつも、全体的に楽しめたかというとそういうわけではなかったような。
読了日:1月14日 著者:米澤 穂信
ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)感想
実にオタク的青春ロケットモノ。過剰なくらいのスクールカースト描写と、ありがちなご都合主義的展開を差っ引いても、青春ロケットモノに間違いはない!って言い切れるくらいに面白かった。後半、主人公の立場が崩れ落ちてからラストまでの疾走感は素晴らしかったです。
読了日:1月21日 著者:大樹 連司
パパのいうことを聞きなさい! 9 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)パパのいうことを聞きなさい! 9 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
この安定っぷりと三姉妹や他の登場人物の魅力っぷりは、もう本当に素晴らしいものです。「寂しかったのかな」の空ちゃんを見せられると、もう空ちゃんをなんとかしてあげなくちゃ!っていう気持ちになってきます。三姉妹がお嫁に行くまで、ずっと見守っていたい。みんなが悩んで大人になっていくのを、ずっと見守っていたい。栞ちゃんの本格参戦に、菅谷さんに、祐太を取り巻く環境がどんどんハーレム化していくけれど、みんなが魅力的で、ずっとこの時間が続けばいいのに……と思わずにはいられません。
読了日:1月28日 著者:松 智洋
夜間飛行 (河出文庫―文芸コレクション)夜間飛行 (河出文庫―文芸コレクション)感想
ニヤニヤしたくなる言葉の使い方と描写の仕方はやっぱりすごいなーと思いました。
読了日:3月9日 著者:長野 まゆみ
蹴りたい背中蹴りたい背中感想
やっと読んだ当時の話題作。こんなに薄暗いエロティックなお話だったんだ……と読みながらびっくり。
読了日:3月13日 著者:綿矢 りさ
銀の匙 (角川文庫)銀の匙 (角川文庫)感想
なるほどこういうものが、美しい描写で綴られた比類なき少年期の物語というものなのか……。昔の日本とはこういうものだったのかと思いつつ、主人公の性根になんとなしにイライラさせられつつ読みました。描写はすごく綺麗だなと思いました。
読了日:3月17日 著者:中 勘助
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫)感想
……うん。まあこんな感じだよね。
読了日:3月18日 著者:野村 美月
三日月少年漂流記 (河出文庫―BUNGEI Collection)三日月少年漂流記 (河出文庫―BUNGEI Collection)感想
長野まゆみ5作品目だけど、今までで一番読みやすかった。夜の海洋展覧館とか、プラネタリウムとかの幻想感やら、でてくる食べ物はおいしそうだし、銅貨はかわいいし、面白かった。ちゃんと面白いって思えた。
読了日:3月20日 著者:長野 まゆみ
陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)感想
えーっ。なんなのこのファンタジー……。こんなんでいいの?よくないよ!一昔前のロープライスのエロゲのような、なんていうか、こう、ねぇ。
読了日:3月21日 著者:越谷 オサム
退出ゲーム (角川文庫)退出ゲーム (角川文庫)感想
シリーズ物だったか……。カタチは面白いんだけど、登場人物の関係性がなーと思わないこともないお話でした。全体的にテンション高め。表題作が一番面白かった。
読了日:3月25日 著者:初野 晴
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)感想
一昔前に青春モノのドラマとしてテレビ放送してたことに納得がいくくらいの青春モノ!申し訳程度に入ってた蛇足っぽい恋愛要素とか、あまりにも都合がよすぎる展開とか、まさにちょっと前に流行った青春モノドラマだわーと思いながら読みました。中盤の怒涛の展開のせいで早く寝ようと思ってたのに寝れなかったよ……。青春ロケットモノ万歳!
読了日:3月28日 著者:五十嵐 貴久
恋の話を、しようか (ガガガ文庫)恋の話を、しようか (ガガガ文庫)感想
いいなぁ。場面場面がすごく素敵。全部読み終わって見るとこの表紙の絵も憎い。
読了日:4月2日 著者:三上 康明
小説家の作り方 (メディアワークス文庫)小説家の作り方 (メディアワークス文庫)感想
やっぱり野崎まど。起承転結がちゃんとしすぎてて、起承のギャグパートと転で大きく転換して、ん?って思わせといて、結でさらにひっくり返す。悪く言えばワンパターンなんだけど。ちゃんと面白いよ。
読了日:4月5日 著者:野崎 まど
織田信奈の野望 (GA文庫)織田信奈の野望 (GA文庫)感想
なんにせよ、パラレルワールド的な歴史の世界に迷い込んだ主人公的なモノは恋姫以来好物というか、主人公は活躍するし、ヒロインはかわいいしかっこいいしで、好きにならざるを得ないよね!主人公がこの先もっと、ちゃんとかっこよくなるのを期待します。
読了日:4月7日 著者:春日 みかげ
変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)感想
うん。あり。無駄に主人公が女の子から好意を抱かれまくってるくせにそれに気づかずフラグぼっきぼっき倒しながらも、女の子がフラグを立て続けてるのはとてもよいね!魅力的なダブルヒロインだけど、この状態が何冊も何冊も続いていくとなると疲れそう。
読了日:4月10日 著者:さがら 総
アイドライジング! (電撃文庫)アイドライジング! (電撃文庫)感想
ものすっごい勢いのあるお話だった!ぽんぽんぽーんとお話が軽快に進むんだけど、ところどころで読み返しても難しい描写があったりして、そこ気にしなければ……。
読了日:4月10日 著者:広沢 サカキ
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 (電撃文庫)感想
もうこの方向でここまで来たなら、100巻くらいこのままの調子で続いてもいいんじゃないかと思うな!読んでて超楽しい。
読了日:4月19日 著者:伏見 つかさ
青年のための読書クラブ (新潮文庫)青年のための読書クラブ (新潮文庫)感想
当たり、だった。通底してる一種異様な雰囲気がまたいかにもな感じ。
読了日:4月20日 著者:桜庭 一樹
ぼくはこうして大人になる (新潮文庫)ぼくはこうして大人になる (新潮文庫)感想
出てくる人たちのあやうさがクセになる。
読了日:4月22日 著者:長野 まゆみ
シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)感想
やっば、面白い……ッ!兄ちゃんが萌えキャラすぎてちょうかわいいんですけどー。作者あとがきにもあるけど、アマチュアから商業を意識し始めたエピソード、それも演劇っていう舞台でやられたら、それはもうすごい面白いよね。
読了日:4月25日 著者:有川 浩
織田信奈の野望 2 (GA文庫)織田信奈の野望 2 (GA文庫)感想
好みではあるのだけれど、もうちょっと文章とかなんとかならないものか……と思いました。
読了日:5月1日 著者:春日 みかげ
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)感想
ふかえりと空気さなぎと睾丸を蹴りあげるお話。あと、中年とのセックスはよい。
読了日:5月1日 著者:村上 春樹
アイドライジング!〈2〉 (電撃文庫)アイドライジング!〈2〉 (電撃文庫)感想
イロモノかと思ってたら超王道展開に燃えて泣ける。熱いなー。
読了日:5月2日 著者:広沢 サカキ
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)感想
村上春樹だ。
読了日:5月6日 著者:村上 春樹
だから少女はおもいでをたべる (一迅社文庫)だから少女はおもいでをたべる (一迅社文庫)感想
んー……。パイパン小説。
読了日:5月10日 著者:七烏未 奏
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)感想
式部さん……頑張れッ!
読了日:5月13日 著者:野村 美月
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)感想
「わたしをだいて」
読了日:5月20日 著者:村上 春樹
六畳間の侵略者!?〈7〉 (HJ文庫)六畳間の侵略者!?〈7〉 (HJ文庫)感想
なるほどこういう方向に話を進めていくのかーという感じ。ティアとルースと孝太郎の関係が、まるっきりみやびとリーダと司で、晴海よりもティアとともに生きてほしいと思っております。早苗の出番(勝ち目)が……
読了日:5月28日 著者:健速
織田信奈の野望 3 (GA文庫)織田信奈の野望 3 (GA文庫)感想
女の子ってだけで金ヶ崎の退き口がこんなに感動的になるとは……
読了日:5月28日 著者:春日 みかげ
織田信奈の野望 4 (GA文庫)織田信奈の野望 4 (GA文庫)感想
ねね!!半兵衛!!姫巫女さま!!幼女がかわいい。
読了日:5月30日 著者:春日 みかげ
変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)感想
面白くないわけじゃないのになんでこう残念なんだろう……具体的には文章?
読了日:6月1日 著者:さがら 総
シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)感想
いやーめちゃくちゃ面白いじゃないですかー。恋愛っぽい方向にシフトしてくって聞いてたからどうかなと思ってたけど、物語を引っ張っていく役が全員横並びしてて、それがまたいい……。終盤の司と千歳の電話でのやりとりがまた、ねぇ。司がまじ萌えキャラ過ぎて素晴らしいと思いました。早く続刊。
読了日:6月1日 著者:有川 浩
初恋ソムリエ (角川文庫)初恋ソムリエ (角川文庫)感想
なんか、なんかなー……。でっかいんだよなぁ。
読了日:6月3日 著者:初野 晴
パパのいうことを聞きなさい! 10 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)パパのいうことを聞きなさい! 10 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
すっごいいろいろ考えられてるんだろうなーと思う構成はすごいと思うし、何度読んでも胸がきゅんってするお話もすごいし、出てくる人物はみんないい人だしかわいいしかっこいいし、もう最高だよね……。美羽ちゃん……
読了日:6月3日 著者:松 智洋
ふたりの距離の概算 (角川文庫)ふたりの距離の概算 (角川文庫)感想
うーん。進めど語られずの感じ。青春モノとして読むなら次への繋ぎ的なお話で、ミステリとして読むなら積み重ねがそこそこわかりよくて読んでて自分で考えて気持ちよかった。無力感をおぼえるとか、青春的要素としては多少の中途半端な感じ。思ったより終わりが大きかったし……
読了日:6月24日 著者:米澤 穂信
高野聖・眉かくしの霊 (岩波文庫)高野聖・眉かくしの霊 (岩波文庫)感想
ようやっと読んだよ初泉鏡花。エロいなー。文体に慣れるまではなかなか読むのが厳しかったけど、高野聖の中盤以降は、そのリズム感やら言葉のチョイスやらが心地よく読めた。エロい。幻想的で妖艶とか妖しいとかそういう雰囲気が堪らない。
読了日:7月3日 著者:泉 鏡花
天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)感想
ロウきゅーぶ!も読んでるとワンパターン感は拭えないけど、題材もこの展開も僕には好みなのでとてもよいと思います。この先もワンパターンが続くようならさすがに……とは思うかもしれないけれども。小学生の方に重きを置いてるから、主人公の学校の話がサラっと流されすぎてたのはちょっと残念だったかなぁと思いましたが、でもやっぱいいなぁ。
読了日:7月29日 著者:蒼山 サグ
宵山万華鏡 (集英社文庫)宵山万華鏡 (集英社文庫)感想
雰囲気ゲー。
読了日:9月5日 著者:森見 登美彦
てのひらの中の宇宙 (角川文庫)てのひらの中の宇宙 (角川文庫)感想
素敵小説。地に足のついたって言い方はなんか違うかもしれないけれど、宇宙と世界と生命と家族のお話でした。
読了日:9月16日 著者:川端 裕人
新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)感想
森見ワールドにどっぷり浸かると抜け出せない……
読了日:9月21日 著者:森見 登美彦
青空チェリー (新潮文庫)青空チェリー (新潮文庫)感想
女による女のためのR-18文学賞読者賞受賞と聞いてどんなもんだと思って読みましたが、表題作を読んで爆笑。高いところから青空を見ると死にたくなるらしいよ、のアンビバレント感が最高でした。他二作も、これが女の子向けなのかーって思うくらいには男が読んでも面白いと思った。「誓いじゃないけど……」はなんとなく秒速を思い出したり。
読了日:9月22日 著者:豊島 ミホ
レインツリーの国レインツリーの国感想
こういう登場人物をこういう出会いの仕方で出してくるのずるいわー。雰囲気素敵系というよりも会話というかコミュニケーションそのものが素敵系の恋愛小説。
読了日:9月23日 著者:有川 浩
浜村渚の計算ノート (講談社文庫)浜村渚の計算ノート (講談社文庫)感想
登場人物の掘り下げに期待。
読了日:10月21日 著者:青柳 碧人
浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)感想
核が数学的台詞にあるものだとすれば、他の要素を補って面白い話だとは思いました。
読了日:10月22日 著者:青柳 碧人
ロウきゅーぶ!〈10〉 (電撃文庫)ロウきゅーぶ!〈10〉 (電撃文庫)感想
わたしは、バスケットボールをしているみんながだいすきです。
読了日:10月22日 著者:蒼山 サグ
ロウきゅーぶ! (11) (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (11) (電撃文庫)感想
文章のチョイスがひどい。けど、バスケやってる智花たちはとても素晴らしいです。硯谷との戦い、昴を智花と一緒に見上げるイベントに期待。はやく12月に。
読了日:10月31日 著者:蒼山サグ
浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)感想
解説を読むと滅茶苦茶すごい楽しい本に思える不思議。設定とかのぶっ飛びを許容できるなら、とても楽しいものだと思う。
読了日:11月4日 著者:青柳 碧人
パパのいうことを聞きなさい! 11 (集英社スーパーダッシュ文庫)パパのいうことを聞きなさい! 11 (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
あったけぇ……あったけぇよぅ……人情が身に染みるぜぇ……。菅谷さんが好きです。美羽さんはもっと好きです。
読了日:11月6日 著者:松 智洋
水神(上) (新潮文庫)水神(上) (新潮文庫)感想
中盤から一気に面白くなってきた。立場や学が違う二人の視点の違いも楽しい。
読了日:11月22日 著者:帚木 蓬生
水神(下) (新潮文庫)水神(下) (新潮文庫)感想
確とした書きぶりで、水に恵まれぬ百姓の、水のため堰作りに邁進した庄屋の、その暮らしを見聞し堰作りを支えた老侍の、生き様をこれでもかというくらいに綴った作品でした。史実に基づくものらしく、話の流れは非常に真面目で、小説としてはというところもないことはないですが、このしっかりとした文体を追うだけで十二分に楽しめました。
読了日:12月2日 著者:帚木 蓬生
浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 (講談社文庫)感想
長編ということもあって今までで一番おもしろかった。3さつめにも不思議な建物のトリックがあったけれど、最後に犯人を感服?させる仕込みとしてアレが用意されていたってのはやっぱりさすがだなぁと思ったし、そこに渚のあの一言を加えさせるセンスはとても素敵です。
読了日:12月4日 著者:青柳 碧人
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)感想
寝る前に読んでいたらお腹が空いて仕方がない。よぅし、わたしも。と動くずくがあるわけではないが、人情劇にお腹が膨らまずとも心はじんわり温かくなる。そんなお話でした。とあるアイドルが好きな作品ということで読んでみたものの、出汁のいい香りと登場人物たちの心づくしが文面から滲み出ていて、ほっこりします。雲外蒼天。
読了日:12月23日 著者:高田 郁
のぼうの城 上 (小学館文庫)のぼうの城 上 (小学館文庫)感想
題材の勝利臭すごいする。
読了日:12月25日 著者:和田 竜
のぼうの城 下 (小学館文庫)のぼうの城 下 (小学館文庫)感想
題材もさることながら、一気に読み進めさせられる展開の仕方、間々のエピソードの挟み方、盛り上げるところを盛り上げる言葉選び、どれもよかったと思う。
読了日:12月25日 著者:和田 竜

2012年に読んだ本まとめ
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