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2013年の読書まとめ

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、いつものこれです。社会人としても3年目に突入しまして、うちの職場はだいたい3年周期での異動になるので、上司からはお前がこの仕事をしたって言えるなにかをしろと言われたけど特になにかをするわけでもなく、惰性でこの1年が終わろうとしています。

年間27冊。今回は冊数が少ないので、いつものように5冊を選ぶってことはしないことにしました。冊数は半分くらいだけど、ページ数自体は去年と2000ページ分くらいしか差がないのは、京極夏彦のせいです。あの鈍器め。

今年は特にアイドルオタクとしてアイドル中心の生活をしていたので、アニメや読書にかける時間ってのがすごく少なくなってた気がします。アニメほとんど見てなかったしなー。暇があればライブDVDとか見てました。これが今の僕の活力です。ちなみにせんぱいも俺の中ではアイドル的存在です。

というわけで、読書ラインナップもアイドルやせんぱいが関係する内容だったりします。

「ぶたぶたシリーズ」や「浜村渚シリーズ」や「みをつくし料理帖シリーズ」は、大好きだったアイドルさん(去年の12月に卒業されました)が好きだと言っていたラインナップだし、「泉鏡花」や「京極夏彦」はせんぱい関連だったりします。禊のつもりで3月に読んだ「草迷宮」は、結局せんぱいが異動にならなかったので禊にならず。今度は「泉鏡花短篇集」でも読もうかと思います。kindle版がだいたいどれも0円なのでkindleで読んでもいいよなぁと思いますが、やっぱり物理的なものが欲しいタイプなのでちょっとお高いけど岩波文庫買わないとなー。泉鏡花は頭を泉鏡花ワールドにチューニングするまでに時間がかかるのが大変なところ。一度合うと楽しく読めるんだけど。

あとシリーズで読んでる「ヒカル」か。源氏物語モチーフで結構ぶっ飛んでるというか、主人公がただのタラシ的存在になりつつあるけど、さすがの野村美月さんで楽しく読めてます。「文学少女シリーズ」は友人に借りて読んでたので、自分でも集めたいなと思ってはいますが、物理的容量には限界がありまして……。そういえば、最終巻?だっけな、遠子先輩が編集者になってからの話をまだ読んでいない気がするのです。

京極堂シリーズの強さによって積ん読はあまり減らず……。あれはすごいですよね。好きな人はとことん好きだろうけど、嫌いな人はすごい嫌いそう。村上春樹みたいなもんか。この3月には引っ越しなのである程度身軽にしないととは思っているのですが、まだ読んでない本はなかなか売る気になれず、積ん読が溜まれば溜まるほど荷物が多くなるという状況。アイドルさん関係で「魔女の宅急便シリーズ」とかも読みたいしなーと思ってはいますが、最近はあまり新刊を買わないようにしています。

2014年はシリーズもので最後まで読みきれていないものを読み切ったり、今度こそ禊をすませたいと思います。せんぱいかわいいよせんぱい。自分が異動になるのでアイドルの現場に行くのが大変になるので、時間は余るようになるのかな。あとは映画を観たい。「南極料理人」を観たいけど近くのTSUTAYAにはなさそうなのです。もう次額レンタルとか始めるか。

 

2013年の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:14044ページ
ナイス数:207ナイス

恋文の技術 (ポプラ文庫)恋文の技術 (ポプラ文庫)感想
炸裂!森見節! 自分の思考や文章が暫くの間森見節に侵されます。ラストにちゃんと?締めてるあたりはさすがですよ。
読了日:1月8日 著者:森見登美彦
(P[お]3-1)乙女の花束 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[お]3-1)乙女の花束 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
登場人物もストーリー展開もなにもかもが王道的な中で、「善さ」が全面に押し出されていて非常に読みやすかった。マンネリ感があるにしても、これが面白くない訳がない。
読了日:1月12日 著者:折原みと
ぶたぶたカフェ (光文社文庫)ぶたぶたカフェ (光文社文庫)感想
初めてのぶたぶたさんシリーズ。優しいお話でした。僕もいつか、誰かにとってのぶたぶたさんになれればいいなぁと思います。パンケーキ(ホットケーキでも可)を食べたい!フレンチトーストも食べたい!こんな素敵なぬいぐるみが身近にいてくれたら、人生がもっと楽しくなるんじゃないかしら。
読了日:3月30日 著者:矢崎存美
草迷宮 (岩波文庫)草迷宮 (岩波文庫)感想
遂に読んでしまった一冊。一度頭をチューニングしても、場面が変わり語り手が変わり、かと思えば地の描写になったりと、常に頭を最適化できるわけもなく、不思議な心持ちのまま読み終わりまで。果たして私が思い描いた光景が、作者のそれと重なるのか不安なところではありますが、非常に映像的な、美しい、リズムのよい文章に助けられてなんとか読み終えることができたかなぁと。艶やか。読めば読むほど頭のなかに立ち現れる迷宮を、一歩一歩進むのは楽しかった。
読了日:3月31日 著者:泉鏡花
“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5) (ファミ通文庫)“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5) (ファミ通文庫)感想
きっと次のお話への箸休め的な巻だったんでしょう。
読了日:4月1日 著者:野村美月
“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6) (ファミ通文庫)“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6) (ファミ通文庫)感想
またひとつ物語が進みました。式部さんは琴吹さんじゃなかった!報われない女の子好きとしては、ヒカルの女性陣はどの人も破壊力抜群ですね。
読了日:4月4日 著者:野村美月
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)感想
やはり難易度は高いけれど、それに見合う面白さはあると思う。破天荒だよなー。
読了日:4月21日 著者:京極夏彦
世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)感想
ほむほむ。
読了日:4月28日 著者:穂村弘
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)感想
ようやく武藤さんの過去にスポットがあたるのかな。楽しみ。
読了日:5月3日 著者:青柳碧人
“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7) (ファミ通文庫)“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7) (ファミ通文庫)感想
源氏物語が下敷きだからとはいえ、ぶっ飛んできたなー。葵の上が、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
読了日:5月4日 著者:野村美月
文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)感想
なにもかもが良くも悪くもパワフル。読めば読むほど壊れていきそう。           
読了日:5月5日 著者:京極夏彦
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)感想
いやはや、これだけのものを書ききる力量はものすごい。今作の憑物落としはかなり錯綜してついていくのに精一杯だったけれど、これだけの長さでこれだけの情報を詰め込んで、本当にパワフル。
読了日:5月16日 著者:京極夏彦
夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)感想
戯曲は読みづらいかと思っていたけれど、他の作品よりも読みやすく楽しかった。夜叉ヶ池の主人公の格好の良さに惹かれる。人間の醜さ……
読了日:5月26日 著者:泉鏡花
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)感想
知的読み物としてと、キャラクターの魅力と、膨大なページ数で成り立っているような作品。私は嫌いではないどころかむしろ好きだけど。榎木津がいてくれてよかった。
読了日:6月7日 著者:京極夏彦
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)感想
いやあ無茶苦茶面白いなこれ……。その分非常に理解し難いけど。ここまでの京極堂シリーズの中で一番おもしろいんじゃないだろうか。
読了日:6月16日 著者:京極夏彦
三匹のおっさん (文春文庫)三匹のおっさん (文春文庫)感想
うん、ハートフルおっさんストーリー。というよりも祐希くんと早苗ちゃんの現実にはあり得ないくらいの微笑ましいお話。悪者は悪者で、こっち側の人はみんないい人で、心温まるお話としか言えないなぁ。
読了日:6月16日 著者:有川浩
文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)感想
なんだこの集大成的なお話は。序盤の、なにもわからず手探りで小難しい話を読んでる最中は非常に疲れたけれど、支度の中盤終盤と進むにつれて、こちら側に細い糸が見えてきて、どれがどう繋がっていくのか考えられるようになってからは面白く読めた。見えてきた糸がどう解れていくのか、始末を楽しみにします。
読了日:8月19日 著者:京極夏彦
“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8) (ファミ通文庫)“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8) (ファミ通文庫)感想
みちる…お前もか……。こうなったらラスボスは式部さんでみんな不幸になって結局ひとりぼっちなんだ……っていう絶望的なエンディングを見たいです。
読了日:9月3日 著者:野村美月
文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)感想
長かった。本当に長かった。後半200ページくらいに榎木津が出てくるまでは、複数視点の同時進行かつなかなか前に進んでいる気がしない雰囲気で読み進めるのがつらかったけど、さすがの榎木津さんでした。ラスボス?登場でこの先どうなることやら、なかなか大風呂敷が広がり過ぎてて大変そうです。
読了日:10月14日 著者:京極夏彦
ぶたぶた図書館 (光文社文庫)ぶたぶた図書館 (光文社文庫)感想
ほっとするお話。ぬいぐるみおとまり会といい、クリームたっぷりのスコーンといい、ぶたぶたカフェのパンケーキといい、お話も小道具もほっと心やすまる素敵感満載でとてもよいです。
読了日:10月14日 著者:矢崎存美
花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖感想
おなかがすくけれど、独身男に出てくる料理を作れというのも難しい話で、ぐーぐーなるお腹を押さえて読みながらほっこりしています。おいしい料理に、ほっこりするお話に、澪の恋に、流れている時間が素敵ですねー。
読了日:11月10日 著者:高田郁
文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)感想
まともな人が一人でも主体になると非常に読みやすい。内容はまあいつもどおり小難しく、弄りまわってるようなものだけれども、多くは達成感を味わうために読んでるようなところもあるか……。巡り巡って悲劇とも言うべき真相に辿りつくのは、ある意味カタルシスがあってとてもおもしろいです。
読了日:11月26日 著者:京極夏彦
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)感想
この本を好きだったアイドルが、アイドルを辞めることを決めたみたいです。澪とその子を重ね合わせて見てしまう気持ち悪いアイドルオタクですが、心がほっこりするだけでなく、いろんな心意気を感じられる素敵なお話たちでした。
読了日:11月29日 著者:高田郁
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)感想
だんだん鼻につく書き方が増えてきた気がしなくもないが、お話は面白いし、お料理はおいしいし、心は温まるし、お腹は空くし、楽しなぁこれ。己の糧。
読了日:12月6日 著者:高田郁
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)感想
物語が大きく動き始める第5巻。塩漬けの桜が開く熱燗は見事でお腹すいた……。澪視点でない視点からのお話も綴られ、そろそろ折り返し地点なのかなーといったところ。
読了日:12月13日 著者:高田郁
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)感想
怒涛の展開。あの人も、澪のように心星を見つけて、きっとこれから先頑張っていくんだろうな。
読了日:12月14日 著者:高田郁
夢十夜夢十夜感想
Kindleで読んだ。嗚呼、俺には文学的素養と呼ばれる何かが、欠片もないのだということを思い知らされる。成る程此れが古典といふものか。古典とは何ぞや。いづれにせよ、読むことと「読む」ことには此れ程の断絶が在るのだ。さらば古典よ。またいつの日にか巡り遇う機会まで。
読了日:12月17日 著者:夏目漱石

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