2015年の読書まとめ

明けましておめでとうございます。
今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつもの昨年一年間の読書まとめです。ついでに読んだ本を見ながらこの一年を思い出して振り返るみたいなこともやってます。2015年の1年間で読んだ本は66冊。いちおう目標にしている年52冊は超えたけど、大部分はシリーズモノのラノベだったかなぁ。SAOと魔法科高校の劣等生。年末にはなぜかなろうで盾の勇者の成り上がりを読んでたんだけど、こういう系統のお話がなんだかんだで好きなので、最近流行りの異世界ハーレム&チート系俺TUEEEモノも手広く範囲に入れようとすれば相当読めるんだろうなぁと思いはしています。(種類が多すぎて手が出しにくいジャンルな気がする。)

今の仕事も2年目に入り、まあ1年やれば十分満喫したなーってタイプの業務なので、2015年はまあまあ手を入れたり抜いたりと力の配分をできたかなと思います。いわゆる総務企画部門の業務ってうちの場合だと、自分でなにかを生み出すというよりかは、別の人が生産したものをチェックしたりヨソと繋いだりブラッシュアップするような業務が多いもんで、1,2年やるとだいたいこの辺がツボなんだろうなぁというのがわかるので、「ここはこうしたほうがいいのではないでしょうか」とかは言えるんだけど、自分で生み出すことができなくなるよなーと今後を危惧しているところです。来年度もまた総務企画部門に残りそうなので感覚を磨けるように頑張ります。

2015年は部屋の中をできるだけすっきりさせようということを目標に、積ん読の消化を図ろうとしましたがうまくいかずに、多くの本が読まれぬまま古本屋に売られていきました。読んだ本をざーっと眺めると、本屋(古本屋含む)にあんまり行かない1年でしたね。表紙買いしたのが数冊と、読書メーターでほかの人の感想を見て面白そうだと思って買ったのが数冊、あとは好きなアイドルさんが読んでた本が数冊くらいで、あとは好きな作家の読んだことない作品とか前述のラノベとかで、もっと発掘したいな……。

印象に残ってるところをいくつかあげると、2月の「県庁おもてなし課」。ぐさぐさ突き刺さりながらも有川浩だなぁという恋愛模様がいいですよね。結婚をしてから堀北真希のことが好きになってきているので、今なら映画見てもいいような気がする。5月に読んだ「孤島の鬼」と「隣の家の少女」はすごかったなぁ。江戸川乱歩って小中学校の図書館にあるイメージだったのに、こんな醜さの強いもの書いてる人なんだとイメージが一新されたので、こういう系統のやつならもっと読みたい。隣の家の少女は5年前くらいからamazonウィッシュリストに入っていたやつで、これがまた相当に面白くてつらい。自分がクソ人間になった気がする。「希土類少女」もよかったなぁ。浜村渚シリーズが児童書みたいなもんだったんだけど、これは設定がどストライクだった。あとちょっとおしゃれな図書館で読んでたのでその印象も強い。本の内容もそうだけど、読んだ場所とか状況ってのもその本に対する印象と強く結びつくよなぁ。7月の「オーダーメイド殺人クラブ」は読んだあとに第一報で似たような事件が起きてなぁ……。それで印象が強化されて自分の中では面白かったからかなり面白かったくらいに評価が上がってる感じ。

来年はもう少し幅広に、と思うが、テレビ番組を結構観るようになって、時間配分がそっちに取られているのと、来年度は仕事の方に更に時間をとられるようになるのでどうなるかなぁ。huluを契約してから同じ番組を何度も何度も見たり、新しいものを摂取することがいいことだというわけではないけど、あんまり上手な時間の使い方ができていないと思うので、(インターネットにとられる時間が長すぎる)、もっとうまく時間が使えるようになりたいと思いました。

それでは今年一年も幸多い年になりますように!!

 

 

2015年の読書メーター
読んだ本の数:66冊
読んだページ数:22447ページ
ナイス数:392ナイス

宇宙創成〈下〉 (新潮文庫)宇宙創成〈下〉 (新潮文庫)感想
「科学とは?」だった。
読了日:1月4日 著者:サイモンシン
追想五断章 (集英社文庫)追想五断章 (集英社文庫)感想
惹き込み力の強い作品ではありました。そしてわかりやすい作品でした。
読了日:1月12日 著者:米澤穂信
海の上の博物館 (メディアワークス文庫)海の上の博物館 (メディアワークス文庫)感想
表紙買いの一冊。綺麗に纏まっているなぁとは思いますが、海の上の博物館っていう素敵なイメージが活かされてない気がしました。
読了日:2月9日 著者:行田尚希
県庁おもてなし課県庁おもてなし課感想
これ読んで高知に行きたくなったら負けなんだろうなぁ。
読了日:2月10日 著者:有川浩
三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)感想
早苗ちゃんんんんん、と叫んでおけばとりあえずおっけーだと思いました。キャラクターを成り立たせるだけの筆力はさすがだなぁ。最後の植物図鑑だっけ。こっちの雰囲気の方がほのぼの恋愛系とは相性いいと思う。
読了日:2月11日 著者:有川浩
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)プシュケの涙 (メディアワークス文庫)感想
とにかく後半部分がずるい。変人が免罪符的になっていろいろすっ飛ばして、キモの部分を際立たせている感じ。
読了日:2月18日 著者:柴村仁
ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)感想
前半も面白く読んでいたのに、後半のAのお話が面白すぎた。狂気に近い女性を描くのが好きなのかなぁ。
読了日:2月21日 著者:柴村仁
セイジャの式日 (メディアワークス文庫)セイジャの式日 (メディアワークス文庫)感想
俺、この人の描く狂ったニンゲン好きだわ。
読了日:2月22日 著者:柴村仁
天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)感想
夢を……夢を持つといいよ。
読了日:2月28日 著者:冲方丁
天地明察(下) (角川文庫)天地明察(下) (角川文庫)感想
圧倒的な存在感が淡々と綴られていて強かった。人と人との関わりが強かったなぁ。
読了日:3月1日 著者:冲方丁
猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)感想
いきなり独自用語満載で展開されてビビる。あとがきに書いてあることがすべてなんじゃないっすかねー。非常に面白い。
読了日:3月7日 著者:秋山瑞人
猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)感想
いろいろなことをこねくり回して言える作品だと思うのですが、とりあえずはただただ面白かった。それくらいにしておきます。
読了日:3月8日 著者:秋山瑞人
知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)感想
ぐるぐるぐるぐるさすがの読みやすさと疾走感でした。走り抜けた。タイトルから抒情的な雰囲気を想像していたけどぜんぜん違っていて、愛のお話でした。傷の舐め合いには決してならない、弱いけど強い主人公の姿が素敵です。
読了日:3月10日 著者:竹宮ゆゆこ
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)感想
教養としての読書。
読了日:4月5日 著者:ジョージ・オーウェル
図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)感想
やっと読み始めたぜ図書館戦争シリーズ。シアター最終巻マダー?
読了日:4月19日 著者:有川浩
図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)感想
毬江ちゃんみたいな女の子の描写はピカイチだなクソッ!!そして柴崎さんがかわいくなってた。査問のシーンはこちらもはらはらしたり、全体的にグッと迫ってくるものがあるなーって感じ。主要登場人物の掘り下げも進み、あと2巻がどう動くのか期待。
読了日:5月3日 著者:有川浩
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)感想
時代小説だなぁと思いました。修飾過剰なきらいがあるように感じましたが、ワカモノってこんな感じだよなぁと。まあスクールカースト上位組の方が大人になってからも上手くいくんだろうけどさぁ。
読了日:5月3日 著者:朝井リョウ
図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)感想
手塚と柴崎から目が離せない3巻。郁の両親問題を解決させつつ、物語を最終局面に向かわせる司令の勇退劇プラス玄田の二階級特進は読んでいて気持ちのいいくらい。最終巻にどこで折り合いを付けるのかが楽しみです。
読了日:5月4日 著者:有川浩
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)感想
なるほどこう花火を打ち上げたかと、出だしから最後まで一気に駆け抜けてしまった。郁はやっぱり最後は勢いでガーッと突っ走るんだなぁ。手塚と柴崎の今後の活躍にご期待ください。
読了日:5月4日 著者:有川浩
ふちなしのかがみ (角川文庫)ふちなしのかがみ (角川文庫)感想
表題作もよかったけど、「おとうさん、したいがあるよ」が一番印象に残ったし面白かった。タイトルを見た時、したいが死体に結びつかなくて、そのインパクトもあったと思う。あちら側とこちら側があやふやになっている状況の怖さの読者への伝わり方が強かった。最後の八月の天変地異で少し爽やかな気持ちで読了させるのは狙いがあるのかしら。
読了日:5月5日 著者:辻村深月
ノクチルカ笑う (講談社文庫)ノクチルカ笑う (講談社文庫)感想
このくらいのボタン掛け違えてる感が自分的にはちょうどいい。
読了日:5月5日 著者:柴村仁
美女と竹林 (光文社文庫)美女と竹林 (光文社文庫)感想
ブログ。
読了日:5月6日 著者:森見登美彦
孤島の鬼  江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)感想
江戸川乱歩ってこんな醜さ溢れるものを書いた人なんだというのを知った初乱歩。この醜悪さが妙に心惹かれる。
読了日:5月10日 著者:江戸川乱歩
希土類少女 (講談社文庫)希土類少女 (講談社文庫)感想
設定の大勝利だろうこれは。もちろんこの設定に見合うだけの筆力があってこそですが。不幸な少女をこれでもかと描くやり方で、つかの間の幸せが映えている。
読了日:5月15日 著者:青柳碧人
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)感想
吐きそう。吐きそうなのに休憩も挟むこともできず一気に読んでしまった……つまるところこれを面白いと思ってしまったわけで、そんな自分にももやもやするような。
読了日:5月16日 著者:ジャックケッチャム
陰日向に咲く (幻冬舎文庫)陰日向に咲く (幻冬舎文庫)感想
あ、こういう作品だったんだ。
読了日:6月1日 著者:劇団ひとり
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)感想
だ、だだだ、ダダ甘だあああああ……!!!堂上と郁よりも、小牧と毬江ちゃんよりも、柴崎と手塚の関係が好きなところに自分の趣味が出てる。ああもうどこを読んでも甘すぎて胸やけするわ!
読了日:6月3日 著者:有川浩
三日月少年の秘密 (河出文庫)三日月少年の秘密 (河出文庫)感想
ふわふわと物語世界にのみこまれていく。
読了日:6月11日 著者:長野まゆみ
ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)感想
軽い。
読了日:6月11日 著者:皆藤黒助
忘却のレーテ (新潮文庫nex)忘却のレーテ (新潮文庫nex)感想
やりたいこと、はすごく面白いと思うんだけど、なんでかなぁ、こう、しっくりこない。
読了日:6月14日 著者:法条遙
あの日、ブルームーンに。 (ポプラ文庫ピュアフル)あの日、ブルームーンに。 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
お、おぅ……。いつの間にか最終回を迎えていた少女漫画のような。投げっぱなしジャーマンスープレックスをキメられた感もあり。やりたいことは好き。
読了日:7月8日 著者:宮下恵茉
オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)感想
こっちに転んだとしても、それはそれで青春小説だけど、結末がちゃんとした方だったら、完全なる純愛物語だったなぁ。どっちのほうが自分はよかったんだろう。どちらにせよ、東京でのあれはまさにセックスだった。非常に面白く読めました。
読了日:7月12日 著者:辻村深月
ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社文庫)ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社文庫)感想
現実を見せつけられる感覚と、のんびりとしたふんわりミステリー的な感覚と、子どもの頃の瑞々しい感覚と、がごっちゃになって襲ってきた。これが妖精さんならハートウォーミングなおとぎ話だったのに……
読了日:7月13日 著者:加納朋子
魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)感想
コミックスで読んだら先が気になって仕方なくなり原作に、しかもこの巻から手をつけてしまったところ。七草会長に弄ばれたい欲が強すぎるので、今後、七草会長が活躍されるのであれば続きをガンガン読んでいきたいところ。七草会長が持つ要素全てが好みと合致しててめろめろです。あと、俺TUEEE系の中では好きな設定なのです。
読了日:7月23日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生〈6〉横浜騒乱編(上) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生〈6〉横浜騒乱編(上) (電撃文庫)感想
後輩にちょっかい出したら逆に男を感じさせられてあわあわした日の夜に、そのことを思い出してベッドの中で悶えてる七草先輩がかわいすぎて悶絶。
読了日:7月25日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)感想
あずさゆみっ!と、あっかんべぇをする七草先輩しか印象に残ってない……
読了日:7月25日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上> (電撃文庫)魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上> (電撃文庫)感想
雫が!!いない!!
読了日:7月26日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編 (中) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編 (中) (電撃文庫)感想
俺は!!七草先輩の!!チョコレートを!!食べて!!!死ぬ!!!!
読了日:7月26日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 (下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編 (下) (電撃文庫)感想
手放しで面白いとは言えないけれど、七草先輩がかわいいのですべてを許せるのです。
読了日:7月26日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (12) ダブルセブン編 (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (12) ダブルセブン編 (電撃文庫)感想
魔法工学科的な要素があんまり見えなくてちょっと残念。(あの実験がそうといえばそうなのかなぁ……)大人っぽくなった(笑)七草先輩の今後(の婚約相手等)に期待です。双子の妹が絡むと余計にかわいくなる七草先輩!権謀術数に弱そうな七草先輩!!(*´Д`)ハァハァ
読了日:7月26日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)感想
水着の13巻。
読了日:7月27日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)感想
ラスト10ページを読むだけで満足できる巻でした。七草先輩……かわいすぎるやん……。達也を弟と思い込んで恋心から目を背ける七草先輩を好きにならない人などいるだろうか、いやいない(反語)。「あり得ないったらあり得ないのよ」
読了日:7月27日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫)感想
「ぬがせてー」
読了日:7月29日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (16) 四葉継承編 (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (16) 四葉継承編 (電撃文庫)感想
この次の展開に繋げるためにまるまる一冊使って話を進めた、って感じ。面白いとも面白くないとも言えず。さて、七草先輩だ。
読了日:7月30日 著者:佐島勤
魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫)感想
よっしゃ!!魔法師なんて特殊な人種、差別しちゃえばいいんだ!!我々は普通の人だ!!とかなんとか、絶チルをちょっと思い出したりしました。それにしても私は七草先輩大好きです。絶対に報われることがない七草先輩とほのかのことが大好きです。
読了日:8月11日 著者:佐島勤
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)感想
1
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)感想
2
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
3
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
4
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)感想
5
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)感想
6
読了日:9月13日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)感想
7
読了日:9月14日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈8〉アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)感想
8
読了日:9月15日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)感想
9
読了日:9月16日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)感想
10
読了日:9月18日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)感想
11
読了日:9月18日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)感想
12
読了日:9月19日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)感想
13
読了日:9月19日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)感想
14
読了日:9月19日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (15) アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (15) アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫)感想
15
読了日:9月19日 著者:川原礫
ソードアート・オンライン (16) アリシゼーション・エクスプローディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (16) アリシゼーション・エクスプローディング (電撃文庫)感想
アンダーワールド編はアスナらメインキャラがほとんど絡まないみたいだし、まぁ読まなくてもいいかなぁと最初は思っていましたが、あまりにも壮大な展開になんだかんだで惹きこまれていき16巻。燃える展開に目が離せない!
読了日:9月22日 著者:川原礫
アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)感想
1
読了日:9月22日 著者:川原礫
アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)感想
2
読了日:9月22日 著者:川原礫
魔法科高校の劣等生 (18) 師族会議編 (中) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (18) 師族会議編 (中) (電撃文庫)感想
17巻まではまとめて読んだけど、今回初めて間があいてちょっと中だるみ感が……。うーんと、そろそろ完結に向かうのかしら。
読了日:11月14日 著者:佐島勤
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)感想
再び全巻を買い集めて再読中。心葉くんってこんなに子どもっぽかったっけ!?とびっくり。自分の中で心葉くんは、随分とオトナになっていました。遠子先輩との日々を過ごして大人になっていく心葉くんを追っかけるのを楽しみにしています。
読了日:11月25日 著者:野村美月
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)感想
昭和の名著、とのこと。過度の適応は適応能力を締め出す。
読了日:12月31日 著者:戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎

読書メーター

TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ in 長野

 どうしようか迷いつつ、ちょっと興味のある友だちに声かけてみたら、行ってみようかなと言われたので、行ってきましたよチーム8の全国ツアーin長野。
 最初にチーム8を見たのが、「静岡の横道さんがすごいぞ」って耳にして気になったので観てみたSKE劇場に出張公演に来た時のDMMで、このときは、確かに横道さんのダンスのパワーがすごかったなぁっていうのと、大阪の永野さんがお人形さんみたいな見た目しててかわいいなぁって思ってたはず。
 「制服の羽根」って曲が好きで好きでたまらなくて、これ以降もなんだかんだで気にはなっていて。AKB48SHOWでチーム8が楽曲披露するたびに、熊本の倉野尾さんかわいい!!とか青森の横山さん強いなぁとか、岡山の人見さんの見た目が好きすぎるとか、気になる子が何人も出てきたり、チームのフレッシュさが見ていて気持ちいいなぁと思ったりしてはいたけれど、SKE48をメインに推しているのでそんなに関わりがあるわけでもなかったのですが。
 転機はYoutubeにあがってた「【AKB48 Team 8】AKB48 Team 8 1年間のキセキ - YouTube」って映像を見てからかなぁ。AKB48グループの中でも異質というか、既存の他チームとほとんど関わることがなく、先輩後輩の関係もない中で、ちょっと違う成長をしてきたチーム8にズッキュンされちまったのでした。

 

 と、久しぶりにまとまった文章を書く楽しさで前置きが長くなった……

 

 今回出演のメンバーを見ると、半分以上知らない方がったのでちょっとは予習していかないとなぁと思ってはいたけれど、横着してたらキャッチフレーズを確認する間もなく前日を迎えてしまい、とりあえずチームカラーが紺だってのを調べただけで突撃。会場に向かう途中のセブンでチケット発券したら1階2列目とかいうほぼ最前の席だったこともあってか、これがまたすごく楽しいライブでびっくりしたのです。

 

 じゃんけん大会の直後のライブだったので、開演前にじゃんけん大会をしたのですが、その進行が出演メンバーとは別にお手伝いでやってきたらしい鳥取の中野さんで、舞台慣れしてるオーラに脱帽。今まで映像で見てた状態だと、個人的にはそんなに好きな感じの子じゃないかなぁと思ってたけど、生で見ると存在感が強くって、これは中野さんだけじゃなくて今日出演してた全員に言えることだけど、アイドルを1年もやると人ってこんなに輝くんだなぁと。
 いや、チーム8ってたぶん多くが中学生くらいのメンバーで、こんな近くで一回りも年下の女の子を見るのがあまりに久しぶりすぎて、最初から最後までなんだか背徳感でいっぱいでした……。どこに目線を向ければいいのかわかんないんですよ。パフォーマンスを見るのが好きだから、表情や体全体はもちろん、足の動き(ステップとか?)も見たいんだけど、あの距離で足元見ると、つるつるのふとももやぴかぴかのふくらはぎが目に毒すぎてつらかった。

 

 セットリストは、チーム8が普通のチームとはちょっと違って、今までAKB48グループが送り出してきたすべての楽曲を自由に組み合わせることができるような立場であることを活かしたセットリストで、それもまたよかった。骨格の部分はチーム8のオリジナル楽曲と本家AKB48のシングル曲で固めつつ、ユニット曲はあるテーマ(今回は「キス」)で選んだ曲を披露し、合間には公演曲を取り入れたりしてて、古参のファンが8に流れてるってのも納得できるセトリでした。まさかSDN48孤独なランナーがセトリに入ってくるなんて思わないじゃんか。楽曲の間のMCなんかにも手探り感みたいなものを感じて、今の各グループがある程度完成された形をどう崩していくかを考えているように見えるのに対して、メンバーのフレッシュさも相まって、これからどう創り上げていくかが見えるような気がするのがクるんだろうなぁと感じました。
 セットリストの最初から最後までまったくダレることなく楽しめたのは久しぶりな気がする。途中で撮影タイムなるものがあって、2曲分、スマホガラケーのカメラでステージを自由に撮り放題で、自分も一緒に行った友達もぱしゃぱしゃ撮影。世の中には、この時間に動画を撮ってyoutubeにあげる人もいて、この辺の感覚も面白いなぁと思いました。コストをかけないでその辺の人たちが撮った写真や動画をネットにあげることで興味を持つ人が出てきて、そういう人たちはわざわざ遠くへ足を運ぼうとは思わなくても、向こうから地元にやってきてくれる+中には地元出身のアイドルが必ずいるっていうのは、入り込みやすいはず。ただ、ファン層がひどかったりするのでその辺はなんだかなーと思わない部分ではありますが。
 惜しむらくは、長野っぽさがもうちょっとあれば地元民としては嬉しかったなぁという感じ。ただ長野ぽさって何ですか?と言われると答えに窮するところがあるのであれで良かったのかも。夜公演はもっと長野の近藤さんにスポットライトが当たってたのかなぁ。

 

 まだ近県で演っていない県もあるようなので、またチャンスがあれば行ってみたいなぁ。
 ……そういえばSKE48の全ツってどうなったんだろ。

 

 撮った写真をいくつかぽちり。

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2014年の読書まとめ

明けましておめでとうございます。
今年も一年、どうぞよろしくお願いします。

年に1回しか更新をしないこのブログでございますが、今年も例年どおり、2014年の読書メーターのまとめです。4月には初めての人事異動があり、なんの因果か秘書的な仕事をすることとなりました。右も左も分からない中で、4月からの9ヶ月間をなんとかやってくることができました。内部事情な話は結構あるのですが、インターネットは怖いのであんまりいろいろ愚痴こぼしたりすることもできずにいます。

今年一番の事件は「人事異動のせいでせんぱいと職場が別になってしまったこと」かなぁなんて思います。せんぱいの存在が生きる活力であったと言っても過言だった社会人なってからの3年間でした。なので、1月から3月では泉鏡花京極夏彦を読んでいるわけです。4月以降はどうしたんだという話ですが、せんぱいがいたから泉鏡花を読むようになったのは事実ですが、せんぱいがいないから読まないというわけではないです。

仕事が忙しくなりました。今まではあまり残業もなく、休日出勤もなく、悠々自適に生活していたのですが、そこそこの残業があり、休日出勤もたまにあり、6月くらいまでは仕事の変化に身体が慣れてこず、毎日疲れていたなーって記憶があります。忙しくて、泉鏡花頭にチューニングしきれなかったりして、なかなか読み進めることができずにいます。

今年はサイエンス系やサイエンスフィクションを読むようになった年でした。きっかけはずっと積んでた『虐殺器官』です。異動に伴い久しぶりに引っ越ししまして、荷物を少なくするためにかなりの量の本を(読んだ読んでないにかかわらず)売りに出したのですが、これは読んでなくて残した作品の1つでした。『約束の方舟』や『展翅少女人形館』のようなオタク系SFも面白く、ただ、翻訳文体がニガテなので、他どんな作品に手をつけていけばいいのか迷っているところではあります。

サイモン・シンの3部作(って言い方をするのかはわからないけれど)がとても面白かったのにはびっくりしました。どれも興味のある分野ではあるけれど、寝る間も惜しんで読み進めちゃう、こういう系統の作品に出会ったことはなかったので非常に楽しんで読めました。

2014年の1年間で読んだ本は35冊。いちおう毎年、週1冊として52冊を読むことを目標にしているのですが、なかなかそこまでいかないなぁ。車を出さなければ行くことができないため、最近はあまり本屋さんに足を運ぶこともなくなったのですが、2015年は、また表紙買いとかタイトル買いとかして分野や作者を広げていきたいなぁと思います。あとたまにはブログ更新します。なんか自分が今までどんな文体で文章書いてたかがわからんくなってる。あっちこっちに飛んでくような文章をまた書きたいです。

それでは良いお年を!

 

2014年の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:13031ページ
ナイス数:266ナイス

“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9) (ファミ通文庫)“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9) (ファミ通文庫)感想
俺は夕雨を選ぶぜ!!
読了日:1月13日 著者:野村美月
外科室・海城発電 他5篇 (岩波文庫)外科室・海城発電 他5篇 (岩波文庫)感想
話の筋にももちろん魅力はあるけれど、そうではなくて、読んでいるうちに頭に浮かんでくる不思議な情景が魅力的。どれも極端とは思わなかった。
読了日:1月19日 著者:泉鏡花
海神別荘・他二篇 (岩波文庫)海神別荘・他二篇 (岩波文庫)感想
どれも面白い。どの戯曲にも、読後、鮮やかな印象の残るシーンがあって、それがまた耽美的というか、いかにもな、自分的には好ましい部分であって、気持ちがいい。海神別荘は特に舞台で観るとさぞ美しいんだろうなと思った。
読了日:1月19日 著者:泉鏡花
下町ロケット (小学館文庫)下町ロケット (小学館文庫)感想
もともと好んで読んでいたロケットモノとはまた違う、池井戸さんっぽい切り口のお話で、あまりにも面白くて一気に読んでしまうくらい。技術や浪漫の面だけでなく、企業という舞台装置でこういう仕掛けをして、最後のカタルシスったらもう最高だね!
読了日:1月20日 著者:池井戸潤
歌行灯 (岩波文庫)歌行灯 (岩波文庫)感想
難しかったので二周した。ラストシーンに向かって、当初のコミカルさがどんどんとシリアスに変わっていくのがすごくよかった。最初は頭をチューニングしきれなくて読むのが大変だったが、二周目ともなるとかなり読めた気がする。美しい、と言ってしまってよいのか悩むが、ラストは美しい。
読了日:2月13日 著者:泉鏡花
草迷宮 (岩波文庫)草迷宮 (岩波文庫)感想
二度目。歌行燈を読んだその頭で読むと、物語の筋は非常にわかりやすかった。頭に映像としてありありと浮かぶけれども、知らない言葉があったりして、かなりの部分を想像(妄想)で補完してるので、作者の意図どおりの動きをしているわけではないだろうが、妖怪変化的なものにゆらゆらと引き寄せられ、最後の光景に圧倒される。
読了日:2月16日 著者:泉鏡花
文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫)文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫)感想
嫌な事件だったね……。こういう重なり合い的なお話は好きです。益田・青木の両名が活躍するのも面白かった。ただなぁ、って思いはなんとなくあるにせよ、面白かったと素直に言える。前作からわかりやすくなった印象があるので、次作はもっとこんがらがったのを期待し……たいようなしたくないような。
読了日:2月25日 著者:京極夏彦
春昼(しゅんちゅう);春昼後刻(しゅんちゅうごこく) (岩波文庫)春昼(しゅんちゅう);春昼後刻(しゅんちゅうごこく) (岩波文庫)
読了日:3月8日 著者:泉鏡花
脱兎リベンジ (ガガガ文庫)脱兎リベンジ (ガガガ文庫)感想
完璧な結末ではないけど、ないからこその読後感がとてもよかった。こういうカタルシスの得方は、持たざる者側としては気持ちのよいものです。
読了日:4月13日 著者:秀章
オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)感想
またスクールカーストのお話だった。イマドキだなぁ。
読了日:4月13日 著者:大樹連司
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)感想
SFを読むのは面白いなぁとなにも考えない頭で言っています。
読了日:5月1日 著者:伊藤計劃
約束の方舟 (上) (ハヤカワ文庫JA)約束の方舟 (上) (ハヤカワ文庫JA)感想
SFで箱庭で少年少女ジュブナイル。表紙から想像していた以上にはシビアなお話っぽくておもしろい。とはいえありがちっちゃありがちなのかなぁと思ったり。
読了日:7月13日 著者:瀬尾つかさ
約束の方舟 (下) (ハヤカワ文庫JA)約束の方舟 (下) (ハヤカワ文庫JA)感想
シンゴさんが完璧な主人公過ぎましたね……
読了日:7月16日 著者:瀬尾つかさ
PSYCHE (星海社文庫)PSYCHE (星海社文庫)感想
淡々と。
読了日:7月19日 著者:唐辺葉介
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)感想
おっぱい。大学生でなく、京都でないモリミーはこんな感じになるのか。おっぱい。不条理な夏で、小学生で、甘酸っぱさをあまり感じさせない文体なのに、少し切ない。おっぱい。アオヤマ君はどんなオトナになるんだろうか。おっぱい。おっぱい。
読了日:7月21日 著者:森見登美彦
展翅少女人形館 (ハヤカワ文庫JA)展翅少女人形館 (ハヤカワ文庫JA)感想
頽廃的で甘美な味のする作品でした。2章ラストへの盛り上がりがあまりにも蠱惑的だったのに加え、3章の耽美さも私は好きでした。雰囲気小説と言ってしまえばそれまでだけど、隔離された修道院と、球体関節人形が産まれる滅亡間近の人類の退廃的世界観とが見事でした。
読了日:7月22日 著者:瑞智士記
カラフル (文春文庫)カラフル (文春文庫)感想
もう俺に若さはないのだと感じさせられた一冊でした。
読了日:7月23日 著者:森絵都
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)感想
社会的なあれこれは抜きにしよう。
読了日:8月2日 著者:伊藤計劃
分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)感想
視点がくるくる回る上、世界観が始めはあまり掴めなかったが、徐々にわかってくると楽しくなってきた。この世界で作者は何を語るのか、下巻が楽しみ。
読了日:8月11日 著者:京極夏彦
分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(下) (講談社文庫)感想
この人がこういう舞台と登場人物で話を書くとこんな風になるのか。結末のつけかたが、他の作品とは違って変な感じはした。ある狂気をどう描くか、ってことか。
読了日:8月12日 著者:京極夏彦
Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)感想
随分と頭を切り替えて読まないとなんだこれは……で終わっちゃう一冊だと思いました。私は頭を切り替えきれずになんだこれは……で終わったんですけどね。なんだこれは……。
読了日:8月31日 著者:円城塔
思い出のマーニー (新潮文庫)思い出のマーニー (新潮文庫)感想
映画を観てから読んだので、映画のとおりの映像で読むことになりました。映画では後半部分を簡略化していたようで、こちらのほうが幸せそうな結末に思えました。
読了日:9月28日 著者:ジョーン・G.ロビンソン
有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
阿呆の血のしからしむるところなり。特段の外部的要因(偽右衛門騒動など)がなくとも、阿呆の血がおもしろきこともなき世をおもしろくするのでありましょう。しかし面白きことがなされるには面白きものどもがいなくてはならないわけで、面白きものどもをこう描くのはさすがでございました。
読了日:10月11日 著者:森見登美彦
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
ハートウォーミングフェアリーテイル。一番最後のカーテンコール「午後三時」に一番素敵なところが濃縮されているなぁと思いました。
読了日:10月13日 著者:有川浩
分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)感想
ときおり摂取したくなる京極夏彦成分。読み始めると止まらない。とりあえず下巻読んでから感想考える。
読了日:10月23日 著者:京極夏彦
分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)感想
アクション小説。爽快感がある。とても映像的なお話でした。
読了日:10月26日 著者:京極夏彦
淡雪淡雪感想
結末は中途半端かなぁという気がしなくもないが、そこに至るまでの道程や浮かぶ情景は素敵でした。北海道、行きたいなぁ……
読了日:10月26日 著者:広川伊砂緒
ぶたぶた洋菓子店 (光文社文庫)ぶたぶた洋菓子店 (光文社文庫)感想
お菓子には、人をしあわせにする、パワーがあるのだ。ぶたぶたさんにも、人をしあわせにする、パワーがあるのだ!
読了日:10月26日 著者:矢崎存美
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)感想
ノンフィクションであり、かつ結末はわかっているが道程を知らない出来事の、道筋を丹念に辿っていくことがこんなにも興味深く、ワクワクするものだとは思わなかった。そして、イメージを膨らませることで知識がなくともその足跡を見ることができるように導いてくれる作者に感謝を。
読了日:10月28日 著者:サイモンシン
スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))感想
ときどき無性に読みたくなる一冊。好き。
読了日:11月23日 著者:桜坂洋
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)暗号解読〈上〉 (新潮文庫)感想
そうは言っても多少なりとも知っているお話なのにも関わらず、頭で理解しきれていない。練習問題を手でやらなければとは思いつつ、そこまではさすがに大変だなぁと。
読了日:12月14日 著者:サイモンシン
暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)感想
線文字Bの解読のくだりが浪漫溢れてめちゃくちゃおもしろかった。量子暗号までいくとなかなかきちんと理解できたとは言い難いかもしれないけれど、浪漫を楽しみながら暗号というものの原理や過去や未来を概略だけでも把握できるのはさすがだなぁと感じました。
読了日:12月21日 著者:サイモンシン
折れた竜骨 上 (創元推理文庫)折れた竜骨 上 (創元推理文庫)感想
外国の小説の翻訳作っぽく、最初に登場人物の名前と肩書だけが並んでいるのは苦手なの……。読み出せば気にならないんだけど。呪われたデーン人のスパイスが下巻でどこまで効いてくるかが楽しみです。
読了日:12月23日 著者:米澤穂信
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)折れた竜骨 下 (創元推理文庫)感想
作品世界を構築しながら読者に無理のないようにミステリーとして納得させるのは難しいよなぁと思いながら読んでいたけど、さすがと思わされる内容でした。暗殺騎士の行動には疑問符が湧いているけれども。
読了日:12月23日 著者:米澤穂信
宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)感想
人間味があるからこそ面白い。
読了日:12月30日 著者:サイモンシン

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