3月の読書まとめ

4月1日です!今日から新社会人です!
今日は入社式みたいなものに出席してきました。僕の今日のお仕事はそれだけでした。明日お引っ越しして、4日から本格的に僕の新社会人生活が始まります。

3月は実家に帰ってきていて、中旬くらいに向こうに戻って引っ越しの準備をして、26日には引っ越しをする予定だったのですが、3月12日に発生した、東北地方太平洋沖地震の影響で、戻るのも引っ越しも難しい状態になりまして、ばたばたしながら、こっちで買い揃えてもよさそうなものは買い揃えたりして、なんとか4月から生活ができる状態になりました。冷蔵庫はないけどテレビと洗濯機はのちのち届きます。
結局向こうからの引っ越しが、4月30日まで延期になったので、今年のゴールデンウィークは引っ越しで始まって、引っ越しで終わりそうです。新社会人生活、4月のスタートからだいぶばたばたしそうです。
お仕事については、引き継ぎにもらったファイルに少しは目を通したりしていますが、実際にやってみているわけではないので、右も左もわからない状態のままです。この前、5時間くらいかけて説明を聞いたのに、その説明はほとんど頭に残っていません。それでも最初くらいはなんとか頑張ってみようと思います。

3月中はずっと実家にいたので、いつもよりはちょっと多く読書できました。PSPの零の奇跡をプレイしたり、ただごろごろだらだらしたり、インターネットで遊んだりしている時間のほうが長かったので、結局8冊程度ですけど。
橋本紡有川浩阪急電車を読んで、こういう恋愛いいなーうがー死ぬーってなってました。素敵です。死にたいです。まだ諦めきれてはいないですが、そろそろ諦めないといけない時期になってきた気がします。もともと望みなんてこれっぽっちもなかったんですけど。童貞だって夢見たっていいじゃない。


3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2674ページ

ガールズ・ブルー (文春文庫)ガールズ・ブルー (文春文庫)
再読。もしもこれが実写映画になったら、映画館に観に行って「こんなんじゃねぇ……こんなんじゃねぇんだよ……」ってグチグチ言いながらまた読みなおして、10年くらいしたあとに、部屋でお酒飲みながらDVDで観て、よくわかんないけど涙を流したい。たぶん、そういう風に思えるこの作品の中の空気が好き。
読了日:03月01日 著者:あさの あつこ
モモ (岩波少年文庫(127))モモ (岩波少年文庫(127))
やっと読み終えた。児童文学ーって感じのするファンタジー臭はとてもよいけど、非情に説教臭く感じてしまって素直に楽しめない。歳をとってしまったとはこういうことなのかもしれない。
読了日:03月05日 著者:ミヒャエル・エンデ
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
こういうの大好き。電車だからもっとおっさん臭いものを想像していたんだけど、真っ当に素敵な行きずりの出会いとその後が描かれていて、胸がどきどきしたりほっこりしたりにやにやしたり微笑んだりしてた。22歳男としては、圭一くんと美帆ちゃんの話でノックアウト。どの物語もどの人物も素敵なんだけど、少し皮肉が効きすぎているなーっていう印象はあった。起こらなさそうで起こる、かと思うけどやっぱり起こらない、電車が紡ぐ出逢いのお話。
読了日:03月13日 著者:有川 浩
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
うーん、合わなかったなー。歪な感じがすごく出てるし、つまらないことはないんだけど、僕はこれ苦手。どこが苦手なのかはうまく言えないんだけど、この物語の設定的な部分が合わない。全体を通して描かれる歪さの種類とか。タイトルに反した苦い色のお話でした。
読了日:03月16日 著者:道尾 秀介
哀愁的東京 (角川文庫)哀愁的東京 (角川文庫)
22歳の自分には、まだ少し早かったかなと思った。
読了日:03月17日 著者:重松 清
彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫)彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫)
いつもの日常の中のちょっとしたことで、なにかが大きく変わって、でも変わっていないような、ほんの少しだけ変わったような、橋本さんのそういうお話がやっぱりすごく好き。彩乃ちゃんのことを思うと寂しくなるけど、そういう小さなきっかけのようなものになれのは、素敵なことなのかな、とも思った。
読了日:03月21日 著者:橋本 紡
特急便ガール! (メディアワークス文庫)特急便ガール! (メディアワークス文庫)
時をかける少女ならぬ、距離をかける少女。面白かった!想いを伝えるバイク便。読んてであったかい気持ちになれるお話で、涙もろくって終盤は目に涙溜めてうるうる。魅力的な登場人、特にやっぱり主人公のトーコちゃんがすごくカッコよかった。
読了日:03月23日 著者:美奈川 護
九つの、物語 (集英社文庫)九つの、物語 (集英社文庫)
夜が印象的だなぁって、橋本さんの作品いくつも読んでたけど、これを読んで初めて感じた。大人になれてない女の子が、大人な男の人や、同じように大人になれてない男の人と、大人になるお話とでも言えばいいんだろうけど、そうやってあらすじのように、いろんな部分を削げ落として紹介するのが無粋な気がするくらい、ただ読んでもらいたい本だと思った。なにがいいってわけじゃなくて、全体を通ってるやさしさとかやわらかさみたいなものが、やっぱり心地いい。こんな恋愛が……あーもう……幸せな女の子見てると心がざわざわする。
読了日:03月29日 著者:橋本 紡

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