Ricotte〜アルペンブルの歌姫〜

久しぶりにCanvasでエロゲ楽しい!って気分になって、そのままの勢いでプレイしはじめたRicotte〜アルペンブルの歌姫〜を、つい先ほど全部終えて、すごく満ち足りた気分になっているので何かを久しぶりに書いてみようって思ってます。ネタバレとか適当です。


Ricotteですリコッテ。
基本的に、物語世界に入り込んじゃうというか、頭を空っぽにしてずんずん書いてあることを吸収していって楽しむタイプの人間なんで、こういうところがあんまりよくなかったとか、そういうのはあんまりよくわかんないんだけど、最初から強い夢を持っていてそれに見合うだけの力もあって心も強い主人公が華やかな舞台から逃げてきた女の子と二人で、女の子の手をしっかり引っ張って成長していくお話(Allegro)と、自信も力もない真面目でちょっぴり気弱な主人公が華やかな舞台から逃げてきた女の子と、二人で手を取り合ってふたりでひとつに成長していく物語(Largo)の二本立てで、特に序盤は似たような展開が二回続くのでちょっとダレそうになりましたが、リコッテの魅力がそれをカバーして有り余るほどで、中盤以降は展開も全然違ってきて、ボリュームはすごくあったと思います。
僕は20時間くらいやったのかな。先へ先へと気持ちがはやって音声途中で飛ばしたり、読むテンポが結構早い方だと思うので、普通はもうちょっとかかると思います。


なにか書こうとすると、もうリコッテのかわいらしさについて書くしかなくなっちゃうくらいにリコッテがかわいくてかわいくてすごく魅力的な女の子で、まさにおんなのこなんです。
ストーリーはよくある感じの、悪く言っちゃえば先の展開が読めるお話なんだけど、なんか自分で書いててリコッテ補正がすごく強くかかってる気がするんですが、読んでてあたたかくてやさしい気持ちになる感じでした。
僕はこういうお話にかなり弱いところがあって、ボロボロ泣いてましたがそこまでのもんではないと思います。オナニー以外でこんなにティッシュを消費したのは久しぶりでした。
自分はAllegro編を先に、Largo編を後にやったんですが、この順番でよかったと思いました。ちょっと調べてみたらAllegroが"早く"、Largoが"ゆるやかに"って感じの意味の音楽用語らしくて、Allegro編は確かにテンポがいいというか展開が大きく動いていくのに対して、Largo編は後半までゆったりとしたテンポで物語が進んでいて、あとAllegro編は主人公がえっちすぎて困った。


ヒロインがリコッテだけなので、リコッテをかわいく思えるかどうかで評価がわかれるような作品だと思うんですが、子どもなのに子ども扱いされると怒る女の子ってかわいいと思いませんか。「あたしはレディなのよふふん」って得意気な顔をする女の子ってかわいいと思いませんか。家事をうまくできないことにいじけちゃって「絶対あたしがやるんだもんっ!」ってぷんぷん怒っちゃう女の子ってかわいいと思いませんか。すぐにヤキモチをやいて八つ当たりしてきちゃうような女の子ってかわいいと思いませんか。あとロリです。野々原幹さん原画です。えっちしーんの最中に初潮が来たりして、読んでるこっちがおろおろしちゃうくらいの年齢の女の子です。
ほら、リコッテかわいいでしょう。すごくかわいいでしょう。ね。


うーん、ゲームの感想とかってなに書けばいいのかわからない。やってる最中に溢れでたものはそのままpostしちゃってたし、今さらまとめるのもなーって感じで。
とにかくリコッテがかわいくてずーっとニヤニヤが止まらなくて、総評すると、あったかくてやさしくてリコッテなゲームでした、ってことになると思いました。あとリコッテ以外のキャラとのえっちいらないです。ほとんどスキップしました。


※ついき
はてなキーワードのリコッテの記事がとてもいいと思いました。くどいようですがリコッテかわいいです。はてなキーワードの記事に書いてある以外にも、怒ってることを表すために寝たフリをしているときに「ぐ〜〜〜〜っ!!!」ってすごい声でイビキかいてるフリしたりします。いきなりフライパンで後ろから本気で一発殴ってきたりします。セリフのひとつひとつ、仕草のひとつひとつにいとおしさが溢れてきます。
なんか、ゲーム終わっちゃって、もちろんもう一度ricotte.exeをダブルクリックすれば、それだけでリコッテに会えるのに、もうリコッテは遠く行っちゃったような、そんな寂しさが込み上げてきています。